肺高血圧症の原因

特に、原発性に代表される肺血管の病的変化による肺高血圧症なんかはそうでしょうね。
今取り立たされている成人病の高血圧症とは違うけど、そうした成人病が引き金になる可能性もないとは言えない病気です。
実は今日、市民病院で開かれた肺高血圧症の講演会に参加して来ました。
また、心房中隔欠損症や心室中隔欠損症などによって、心内左-右短絡疾患を発症すれば、肺への血流量が増加して肺高血圧症を生じます。

肺高血圧症の定義からいうと、前毛細管性と後毛細管性肺高血圧症に分類する事になるのだそうですが、これって難しいでしょう。
なので今は、肺高血圧症が生じる原因によって分類し、治療法などを検討する事が多いそうですね。
後、僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、収縮性心膜炎なども同様。
ただ、こうした引き金となる疾患そのものが原因の定かでない疾病も結構あって、原点を辿って行くと、原因不明の病という事になる事も多いのかも知れませんけどね。
少なくとも、ある日突然発症する原因不明の不治の病という肺高血圧症に関する私の固定観念は取り除かれましたよ。

肺高血圧症の中には、低酸素性肺血管攣縮などに代表されるように、血管平滑筋が収縮して生じる肺高血圧症もあります。
その要因となっているEisenmenger症候群や膠原病は、まさしく原因不明の難病です。
その場合、やはりポイントとなるのが、その引き金となっているであろう疾病。
でも、肺高血圧症についてのブログやサイトを読んで、もう少し自分なりに勉強してみたくなりました。
ですから、その場合は、恐らくそうした心臓疾患や肺疾患が原因という事になりますよね。
更に、慢性肺血栓塞栓症や肺血管炎なども、意外と安易に同様の肺高血圧症を引き起こす事があると言われています